ひび割れ放置してませんか？サイディングの改修工事費用相場＆８つの正しい対処ポイント

外壁サイディングに「ひび」が確認されたら「まともな業者」に補修を依頼しよう

外壁サイディングに発生してしまう面倒な不具合といえば、ひび割れではないでしょうか。

ひび割れが発生してしまうとそこから水分が侵入してきてしまい、建物に悪い影響を与えてしまいます。

雨漏りを引き起こしてしまったり、壁の腐食やシロアリによって食い荒らされる原因になってしまう事も。

なので、サイディングにひび割れが発生した場合にはなるべく早い段階で改修工事を行わなくてはいけません。

けれども、こういったサイディングの改修工事の業者は「悪質な訪問販売」だったり、「リフォーム紹介サイト経由の安かろう悪かろう」な業者が多く存在しています。

下記にはそういった業者の注意点について掲載しているので、業者選びに失敗したくない方はご参考ください。

クラック（ひび割れ）がサイディングに発生してしまう２つの原因と対処方法

ではなぜサイディングにひびが発生してしまうのか？大切なご自宅だからこそ気になりますよね。

サイディングに発生してしまうひび割れは、主に2つの原因があります。

原因別に対処方法も異なってくるので、正しい補修を行う為にもひび割れの原因と補修方法を必要知識として知っておきましょう。

訪問販売等の業者の場合、高価な間違った補修を提案をしてくる事も有りますので要注意です。

建物の動きによる負荷の影響で発生するひび割れはシーリングか張替えで補修！

地震や台風等、建物に何らかの圧により動きが発生してしまった場合、外壁にも力が加わってしまいひび割れを起こしてしまう事があります。

開口部の角などは弱いので、どうしてもヒビが発生してしまいます。

この場合、ひび割れ部分にシーリングを充填し埋めるか、塗装工事でまかないます。

また、このひび割れの規模が大きい場合にはサイディングの張替えや重ね張り等の処置が必要になってきます。

コーキングが劣化した事によるつなぎ目に発生するひび割れは「打ち直し」で補修！

コーキングが劣化してしまうと、コーキングにヒビが入ってしまいます。

これはコーキング自体の寿命ですので、やむを得ない現象です。

既存のコーキングをカッターやペンチを使って綺麗に取り除き、新規でコーキングを打ち直します。

この際、1部分だけを修繕するのではなく、全てのコーキングの打ち直しを行う様にしましょう。

コーキングの寿命は1度におきますので、1部分だけ見受けられてもすぐに他の場所にも発生してしまいます。

サイディングのひび割れを確認したら「早め」に改修工事をすべきワケ

外壁サイディングのひび割れは、直ちに直さないといけません。

その理由は、サイディングの小口から水が浸入してしまうと、サイディングの素材自体を侵してしまうからです。

サイディング自体の素材が侵されてしまうと、サイディングがダメになってしまいますので、サイディング自体の取り換えが必要となってしまいます。

サイディングは数年で廃盤になってしまい、一部分飲みを取り換えようとしてもサイディングの販売が終了している場合が良くあります。

その場合は、違う物を張るか外壁全てのサイディングを張り替えないといけないので、大変な状態となってしまいます。

外壁の素材をダメにしない為にも、ひび割れを確認出来た場合には、直ちに改修工事するようにしましょう。

サイディングのひび割れ改修工事はいくら位？費用相場を内容別にまとめると・・・

上記にも記載した通り、早めにサイディングの不備は直さなくては問題が大きくなってしまいます。

サイディングの補修をしないといけないとわかっていても、費用がどれ位かかるのかと気になってしまう方もいらっしゃると思います。

外壁サイディングの補修方法は、様々な方法があります。補修方法と共に、かかる費用も併せてご紹介致します。

サイディングの軽度のひび割れに！コーキングでの改修費用

外壁サイディングのひび補修で1番多いのが、コーキングの補修です。

既存のコーキングを全て綺麗に取り除き、新規でコーキングを充填する補修方法となります。

外壁の面積により費用はまちまちですが、20～40万円程度かかります。

サイディング素材自体ににひびが入っている場合は、軽度の場合はシーリングで埋めて補修とする事が出来ます。

補修費用はヒビの程度や数に応じて変わりますが、3～10万円程度の補修費用となります。

塗膜の劣化に併せてひび割れを週るする費用相場

外壁サイディングの塗膜表面に劣化はじまっている場合、塗り替えをして補修を行います。（手でサイディングをこすって白い粉が付いたら劣化のサインです）

また、シーリングで修理するレベルのひび割れの場合にはこの塗装でフォローを行う事も可能です。

塗装範囲と選ぶ塗料の種類によりマチマチですが、60～130万円程度の補修費用がかかります。

ひびの範囲が大きい時に！サイディング張り替え＆重ね張りの改修費用相場

サイディング自体に劣化や変色などの不具合がひどい場合は、サイディング自体の取り換えとなります。

補修費用は、250～3000万円程かかります。

サイディング自体が劣化しているけれど剥がさなくてもよい程度の劣化の場合、既存サイディングの上に新規サイディングを張る張り増しという方法で、新規サイディングを張ります。

既存の外壁を残す事で費用がお安くなり、180～260万円程度の補修費用となります。

このように、サイディングの補修費用は補修方法によりまちまちです。

これらの補修費用を把握していると、いざ外壁サイディング補修を行わなければいけない際に、費用のチェックに役立てる事が出来ます。

また、こういったひび割れの改修を行う時には、必ず地元で評判の良い会社に仕事は依頼するのが必須です。

こちらの関連記事には、八千代市近辺での外壁リフォーム会社の評判を掲載していますので、ご参考ください。

サイディングの張替え工事になったらどういう物を選べば良いの？

ひび割れが進行してしまい、サイディングの張替えになる事は意外と少なくありません。

本当は張替えが必要なのに、塗装やシーリングでの改修で済ましてしまう方が多いのですが、これは結局後で同じ状況を引き起こしてしまいます。

なので、前述したように技術や判断力が備わった業者に仕事は依頼しましょう。※間違っても営業マンが見積もりに来る会社には注意です！

また、実際に張替えを行う時にはどの様なサイディングを選べば良いのか？下記にはサイディングの種類別に特徴を詳しく掲載しています。

外壁サイディングの強度にこだわって採用したい場合は、これらのサイディングの採用ポイントにより適したサイディングを選ぶようにしてみましょう。

厚みが薄い窯業系サイディングはリフォームには不向きです

厚みのあるサイディングを採用すると、重さによりサイディング自体の自重の方が外壁に負担を掛けてしまう事があります。

サイディングの強度にこだわりたいのであれば、14mmの薄い外壁サイディングを採用する事をお勧めします。

厚みがあるサイディングは、サイディング自体の重さの影響がより発揮されてしまう事がありますので、強度にこだわるという観点からはオススメ出来ません。

耐震性が高くひび割れの恐れが無い！リフォームするなら「金属サイディング」

金属サイディングは素材自体の重さが軽く、建物の耐震性を下げずに重ね張りを行う事も可能な素材です。

また、金属でできているのでひび割れ等が今後発生する事も無いのでメンテナンスもほとんど必要有りません。

リフォームで採用する際には、総合的に判断を行うと金属サイディングで工事を行うのがベストな判断ですよ。

サイディングにひび割れが発生した時の正しい改修工事についてまとめると…

・サイディングの改修工事は「まともな業者」にお願いしよう！
・ひび割れの原因別に対処方法が違う！必要知識を身に付けよう
・早めの改修を行えば、大掛かりな工事でなく出費も少ない
・サイディングのリフォームならば「金属サイディング」が絶対におすすめ！

こういった様に、サイディングのひび割れが発生した場合には正しい知識を身に付けないと後々後悔する結果になってしまいます。

なるべく早めに行って、建物ヘの影響が少ない時点でリフォームを行う様にしましょう。